何事も「基礎が大切」というのは皆さん周知のことです。ピアノも例外ではありません。 指導者もつい「しっかり基礎を」と力が入ります。 勢い基礎作りの方によりウェイトがかかりがちです。 しかもツェルニ―などの練習曲はどこまでいっても完了とはならず、 ひとつ終わっても次々と教則本は出てきます。楽しいはずのピアノレッスンが.....
大人でも子供でも自分がこうしたいと思う時に集中力は増すものです。 その人が「今、一番弾きたい曲」を中心にレッスンを展開してゆくと 練習にも身が入り効果は抜群、ひとつの楽曲を作品として完成させてゆく中で、 弾く楽しさを味わい、と同時に基礎も身につけていきます。 そして完成した曲はその人のレパートリーとなります。
レパートリーが沢山できたらみんなでコンサートをひらこう!
四季折々に開けば最高、少なくとも1年に2回は開きたいところ。
数あるレパートリーを調理し味付けして楽しいコンサートを企画演出。
ただ順番に弾いて終わりでは一方通行になろうというもの。
演奏者と聴き手との間に音楽のキャッチボールが生まれてこそのコンサート。
ひとりの演奏にみんなが参加は当たり前。
それが音楽の醍醐味、それなくしてはやっている甲斐がないではありませんか!
アンケートより